こんにちは。
株式会社Majorでインターンとして働くメイです。
今回は「SDGsとインターン」についてです。
とある学生インターンを中心に、月面アスパラガスの栽培が進められていることをご存知でしょうか。
私は、この春から収穫が開始される予定だというニュースを見て、初めて認知しました。
月面栽培を実施しているのは、株式会社 天地人というJAXAベンチャー企業。
世界各国で問題となっている農作物の栽培について着目し、始めたそうです。
世界的な問題点としては、地球温暖化による気温上昇や異常気象の影響で、従来の栽培方法では農作物を安定的に生産できなくなる可能性があるということ。
日本における問題点としては、農業従事者の高齢化や人員不足、それに伴う耕作放棄地の増加などがあげられるそうです。
今回の感染症を受け、外国人労働力に頼るだけに止まらず、世界的な問題の解決を図るために、地球という環境に留まらず、宇宙全体で取り組むようプラットフォームを広げられています。
月面アスパラガスとは、月面でアスパラガス栽培を目指す取り組みです。
具体的には、過酷な環境である月面でも通用する栽培方法をアスパラガスを通じて探求し、得られた知見を地球・月での農業に応用させ、課題解決に貢献することをゴールにされています。
実際、2022年3月に植えたアスパラガスは、順調に生育しており、2023年3月から収穫を予定しているそうです。
世界各国が取り組む宇宙での「作物栽培」。
宇宙食は定期的な補給が必要で、時間と共に栄養素が劣化すると言われています。
その不足栄養素を補い、新鮮な作物を摂取できるように、宇宙空間での栽培を目指すプロジェクトが世界中で取り組まれています。
株式会社天地人が立ち上げた農業ブランド「天地人ファーム」では月面アスパラガスの他に、宇宙ビックデータ米にも取り組んでいるそうです。
日本だけでなく世界的な課題への解決に貢献する企業は今後も増加すると思います。
インターン生の私としても、とても興味のある分野でした。
地球に留まらず宇宙へプラットフォームを広げ、より仕事の幅が広がっているからこそ、他国と協力して過ごしやすい環境作りに取り組んでみたいと思います。
参照：JAXAベンチャー天地人、農業ブランド『天地人ファーム』を立ち上げ、「月面アスパラガス」を栽培中。2023年春から収穫開始予定
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